先週に就職活動応援セミナーに参加してきました。このセミナーを通じて、就職活動を改めて認識することができたので、習ったことや感想などをここでシェアしたいと思います。

人は生きていく上で、社会活動に参加する必要があります。その社会活動は今の時代の言葉を使うと、「仕事」・「働くこと」と呼ばれて、それに参加するための事前準備のことを「就職活動」だと思います。

平均寿命が80歳だとしたら、働くことは人生の約7割りで多くの割合を示しています。7割の人生がかかっているために、どんな国で働くか、どんな業界で働くか、どんな会社で働くか、どんな職種に就くか、といった質問についてじっくり考えてから決めないといけません。就職活動はこれらのことについて考えさせるきっかけを与えるといっても過言ではないでしょう。

会社とのマッチングは恋人とのマッチングと似ている!

また、就職活動の別名として、自分と会社とのマッチング活動があります。なぜなら、就職活動の目標は自分に合った業界・会社・職種を見つけることからです。マッチング活動なので、学生・就活生だけではなくて、会社も参加者の一名です。会社は人材を集めるために、説明会に参加します。その一方で、就活生は業界・会社を理解するために説明会に参します。会社を理解するためのもう一つの方法はインターンシップに参加することです。そして、就活生は働きたいと思う会社を見つけたら、エントリーして選考に挑みます。

選考に挑むというより、今度は会社側が就活生を理解する段階だといった方が適切なのかもしれません。会社はグループディスカッション、集団面接、個人面接などの方法を通じて就活生を多視点から理解しようとします。新卒採用はポテンシャル採用なので、就活生が持っている能力よりも、選考で人柄に重点が置かれています。これによって、面接官は「なぜ」について質問することで就活生の考え方や価値観などが自社に合うかどうかをチェックします。

それが故に、就活生は「何ですか」と質問されても、その「何ですか」を説明するよりも、「何でその何ですか」に決めたかを伝えた方が、「自分はこんな人です」というメッセージが面接官に伝わりやすいです。更に、面接官により容易に想像してもらえるために、具体例として自分のエピソードを加えて話します。それに、結論を先に伝えて、エピソードを用いてその「なぜ」を説明した方が、話しが論理的に聞こえて聞きやすくなります。

以上は私がそのセミナーに参加して得られたものでした。しかし、これらを始める前に、自己分析などで自分のことをまず理解する必要があると思うようになりました。自分がどんなことがしたいかが分からなければ、就職活動のスタート線にすら立っていないことを痛感しました。就活本番までにまだ時間がありますが、これからは学業を努力しつつ、自己分析をしながら学内の企業説明会に参加してみて、自分が将来に、どこで、どんなことをしたいかについて考えていきたいです。

みんなも、日本に就職するかしないかに関わらず、自分のことを理解していきながら、将来のことを少しずつ考えていきましょう。もしかしたら、自分でも知らなかった自分に出会うのかもしれませんね。